シロアリ駆除を自分でしたいけど方法や手順、そしてリスクの大きさがどれ程のものか分からず困っていませんか?
シロアリ駆除は自分でできたらコストカットできるけど、ミスが発生するとダメージを受けるのは自分の家だから大きな代償になりかねないですよね。
シロアリ駆除を自分でする方法とリスクが分かる
シロアリ駆除を自分でする方法とリスクをしっかり知って自分でも可能かどうか、リスクの大小を判断できるように情報を共有していきます。
シロアリ駆除を自分でする方法の手順
シロアリ駆除を自分でする方法の手順を何が必要か準備物も含めて詳しく解説していきたいと思います。
1.「まず種類を確認」シロアリ駆除を自分でする手順
シロアリ駆除を自分でする手順1つ目は、まずシロアリの種類を確認することです。
シロアリの駆除を自分で行う前に、まずその種類を確認することは非常に重要です。なぜなら、異なるシロアリの種類に対しては異なる対策が必要となるからです。特に、ヤマトシロアリとイエシロアリは日本でよく見られる二つの主要な種類です。
以下に、それぞれのシロアリ種類の特徴を説明します。
シロアリの種類
- ヤマトシロアリ
ヤマトシロアリは日本で最も一般的なシロアリの種類です。好んで湿った環境を好み、木材に被害を与えます。巣自体は作らずに食害箇所に住み着く習性がある。
主に地下や土壌中など食害箇所に巣を作りますが、建物の内部にも侵入することがあります。
- イエシロアリ
イエシロアリも日本でよく見られるシロアリの種類です。乾燥した環境を好み、木材だけでなく紙や布地にも被害を与えます。
湿度の低い場所に巣を作り、コロニーを形成します。建物の内部の食害箇所とは別に大きな巣を作る習性がある。
シロアリの駆除方法はこれらの種類によって異なり、正しい駆除方法を選択するためには家に発生しているシロアリの種類を正確に特定することが重要です。シロアリの種類を確認するためには、シロアリ駆除専門のプロ業者に相談し、適切な診断とアドバイスを受けることをおすすめします。
シロアリで困ったら【シロアリ110番】
2.「道具を準備」シロアリ駆除を自分でする手順
シロアリ駆除を自分でする手順2つ目は、道具の準備です。
シロアリ駆除を自分で行う場合、適切な道具と装備を準備することを行います。以下に、一般的なシロアリ駆除に使用される道具の一部を挙げます。ただし、シロアリ駆除の方法や状況によって必要な道具は異なる場合がありますので、状況に応じてシロアリ駆除のプロに相談することもおすすめします。
シロアリ駆除を自分でする場合はベイト工法がやりやすい
- ベイト工法のシロアリ駆除剤
シロアリ駆除に効果的な薬剤を選びます。市販のシロアリ駆除剤や専門業者が使用する専用の薬剤を選択することができます。選ぶ際には、使用方法や安全性に注意を払いましょう。
- ベイトステーション
シロアリ駆除剤を効果的に食べさせるための容器を使用します。
- 防護具やゴーグルマスクなど
シロアリ駆除時には、自身の安全を守るために適切な防護具を使用します。
ゴーグルや保護眼鏡、マスクやゴム手袋を準備して、長袖の服と長ズボンを用意して駆除剤やシロアリからの保護するために使用します。
3.「実際の作業」シロアリ駆除を自分でする手順
シロアリ駆除を自分でする手順3つ目は、実際の作業です。
シロアリ駆除の中で、ベイト工法は一般的に効果的な方法の一つです。
ベイト工法のやり方
- シロアリの活動範囲の特定
シロアリ駆除を自分でするためにまずは、活動範囲を特定する必要がありシロアリの巣や被害箇所を調査します。巣や被害箇所はシロアリの活動の中心地となるため、そこを特定することが重要です。
- ベイトステーションの配置
ベイトステーションは、シロアリが餌を摂取するために設置される専用の装置です。
このベイトステーション内の餌をシロアリが食べることによって駆除効果を発揮します。シロアリが餌を摂取しに来ることを促すため、餌にはシロアリが好む木材やセルロースを含めることが一般的です。ベイトステーションはシロアリが通りやすい経路や巣の周辺に設置します。
- ベイトステーションの監視
ベイトステーションを定期的に監視し、シロアリが餌を摂取しているかどうかを確認します。餌が減っているか、シロアリの活動が見られるかをチェックします。
- 餌の追加と交換
餌が減っている場合や効果が見られない場合は、餌を追加または交換します。定期的に餌をチェックし、新しい餌を提供することでシロアリの駆除効果を向上させることができます。
でも重度のシロアリ被害や広範囲な侵入が疑われる場合、ベイト工法だけで十分な効果が得られない場合や、正確な判断が難しい場合は、シロアリ駆除業者のプロに相談することがおすすめだよ。
シロアリ駆除を自分でするリスク
シロアリ駆除を自分でするリスクは、大きく3つあります。
シロアリ駆除を自分でするリスクについて
- 不十分な駆除効果のリスク
シロアリ駆除を自分でするには、その効果が不十分になってしまう可能性があります。
シロアリは小さな生物であり、彼らの巣や侵入経路は目に見えにくい場所に存在することがあります。自分でシロアリ駆除を行う際には、十分な知識や経験を持っているかどうかが重要です。適切な駆除方法を選択せずに駆除を行うと、効果が不十分なままシロアリの被害が続く可能性があります。
- 安全のリスク
シロアリ駆除に使用される化学薬品や駆除剤は、特定の注意が必要な場合があります。誤った使用や取り扱いは、私たちや家自体に悪影響を及ぼす可能性があります。また、シロアリ駆除作業などの環境条件も身体的なリスクを伴う場合があります。安全対策を怠らず、化学物質や作業環境についての正しい知識を持つことが重要です。
- 時間と労力のリスク
シロアリ駆除は時間と労力を要する作業です。適切なシロアリ駆除方法の選択、駆除剤の適用、モニタリングなど、継続的な作業が必要です。シロアリ駆除を自分でする場合、十分な時間と労力を費やす必要があります。
シロアリ駆除を自分でする方法とリスクまとめ
シロアリ駆除を自分でする手順としては、まずシロアリの種類を確認し、必要な道具と装備を用意します。シロアリ駆除を自分でする効果的な方法としてはベイト工法があり、ベイトステーションの設置と監視が重要です。ただし、重度の被害や広範囲な侵入の場合はプロに相談することが勧められます。
シロアリ駆除を自分でする場合は当然ながら不十分な効果、安全上のリスク、時間と労力の負担が伴います。シロアリ駆除に適切な知識と経験、適切な安全対策が必要です。シロアリ駆除に取り組む際は慎重に行い、どうしてもシロアリ駆除を自分でするハードルが高いと少しでも感じた場合は対象が住宅なのでリスク回避のためにプロや専門家のアドバイスを求めることが重要です。