盛り塩が黒くなるとゾッとしたり、溶ける理由や崩れる理由も分からず不吉なことが起きないか心配になったりしないでしょうか？
盛り塩はスピリチュアルや風水的な意味合いもあるため、黒くなると心配になりますよね。また、盛り塩が溶けるのを目の当たりにしても、崩れるのも安心できるシッカリとした理由が実はあります。
盛り塩が黒くなる原因！溶ける＆崩れる理由も大公開
盛り塩が黒くなる原因は実に納得できる条件が整ってでき、溶ける＆崩れる理由も不安になることがない要素で発生します。
では、まずは盛り塩が黒くなる原因について解説していきたいと思います。
盛り塩が黒くなる3つの原因
盛り塩が黒くなる原因は、実は3つあります。盛り塩が黒くなると、霊的なものや縁起が悪いもしくは不吉といったイメージが強いですが、実際には「なるほど！確かに」と感じる原因となっています。
それではその原因について、具体的に3つ紹介していきます。
原因1.塵で盛り塩が黒くなる
盛り塩が黒くなる原因の1つ目は、塵です。
塵で盛り塩が黒くなる理由は、外置きの場合に塵や他の微細な粒子が盛り塩に付着するためです。屋外に置かれた盛り塩は、風や大気中の微小な物質と接触します。これらの微細な粒子は盛り塩の表面に付着し、時間の経過とともに蓄積されます。
特に湿度が高い場合、これらの微粒子は湿って盛り塩の表面にくっつきやすくなり黒くなる条件が整いやすくなります。これにより、盛り塩の表面が黒ずんで見えることがあります。塵や微小な粒子は、盛り塩がそのまま置かれる外部環境から避けることは難しいため、この現象が起こります。
原因2.ホコリで盛り塩が黒くなる
盛り塩が黒くなる原因の2つ目は、ホコリです。
家の中は常に微小な粒子が細かなホコリが空気中に漂っており、それらが家具や床などの表面に蓄積します。盛り塩も例外ではなく、これらの微細な粒子は塩の表面に接触してくっつき黒くなることがあります。
特に掃除や換気が不十分な場合、ホコリは塩の表面に長時間残りやすくなります。湿度の影響も加わり、ホコリが湿って塩に固着しやすくなります。このように、家の中でもホコリが盛り塩の表面に付着することにより、塩が黒ずんで見えることがあります。塩は、家の中に置かれることで自然に周囲の微細な粒子と接触してしまうため、この現象は避けられないと言えます。
原因3.鉄分で盛り塩が黒くなる
盛り塩が黒くなる原因の3つ目は、鉄分です。
盛り塩が黒くなる原因は、付着した鉄分が酸化することによるものです。鉄分は自然界に広く存在し、特に土壌や空気中に多く含まれています。盛り塩が外置きされたり、家の中に置かれる際に、周囲の環境に鉄分が接触することで、微量ながら盛り塩の表面に鉄分が付着します。
鉄分が盛り塩の表面に存在すると、湿気や水分との反応により酸化が進行します。酸化は鉄分が酸素と反応して酸化鉄を生成する化学反応です。この酸化鉄が黒い色味を持ち、盛り塩の表面が黒くなる原因となります。特に湿度が高い環境では、鉄分の酸化が進みやすく、盛り塩も黒くなる現象がより顕著に現れます。
盛り塩は環境との相互作用から、鉄分のような物質が付着することが避けられません。そのため、鉄分の酸化による黒ずみは一般的な現象であり、盛り塩がそのまま置かれる環境に応じて自然に発生することが理解されています。
盛り塩が溶ける理由
盛り塩が溶ける理由は湿気にあります。
特に湿度が高い環境では、空気中の水分が塩の結晶に付着し、塩が水に溶ける現象が起こります。このような現象は「潮解」と呼ばれます。潮解は主に塩化ナトリウム（食塩）と塩化マグネシウムのような物質がある塩に見られます。
これらの塩は、湿気の影響で結晶の表面に水分が吸着し、水和反応を起こすことで水溶液となります。具体的には、塩の結晶格子が水分子に取り囲まれ、水和イオンとして溶け込むことによって溶解が進行します。盛り塩が溶ける現象は、湿度が一定以上に達した場合に特に顕著に見られます。
湿度の高い場所や梅雨などの多湿な季節では、塩が水分を吸収して溶けやすくなります。このような湿度による潮解現象は、塩の保管や使用時に注意が必要であり、湿気を避けるために適切な保存方法を取ることが重要です。
盛り塩が崩れる理由
盛り塩が崩れる理由として、塩の種類を間違えることや潮解が挙げられます。
粗塩ではなく、サラサラした塩の種類を使用する場合、盛り塩が固まらずに崩れやすくなります。粗塩は結晶が大きく、盛り塩の形を保ちやすい一方で、サラサラした塩は結晶が細かく、湿気を吸収しやすい特性があります。そのため、湿度の高い環境では、サラサラした塩が水分を吸収して塩の結晶が崩れ、盛り塩がくずれてしまうことがあります。
また、潮解によって塩が溶けてしまうことも、盛り塩が崩れる要因となります。特に湿度が高い場所では、塩が水分を吸収して溶けやすくなります。湿気の影響で塩の結晶が解け、盛り塩が崩れてしまうことがあります。盛り塩を作成する際には、塩の種類や湿度に注意することが重要です。適切な種類の塩を選び、湿度を管理することで、盛り塩が崩れるリスクを軽減することができます。
盛り塩が黒くなる原因！溶ける＆崩れる理由まとめ
盛り塩が黒くなる原因と溶ける理由や崩れる理由を簡単におさらいしていきましょう。盛り塩が黒くなる原因は、塵とホコリの付着です。屋外や家の中に置かれた盛り塩は、周囲の微細な粒子が表面に付着し、時間が経つにつれて黒ずんで見えます。
一方で、盛り塩が溶ける理由は湿気によるものです。湿度が高い環境では、塩が空気中の水分を吸収して溶けます。特に塩化ナトリウムや塩化マグネシウムなどの塩は、湿気を取り込みやすく、水和反応によって水溶液となります。
そして、盛り塩が崩れる理由として、塩の種類の選択が重要です。粗塩ではなく、サラサラした塩を使用する場合、湿度の高い環境では塩が水分を吸収して結晶が崩れ、盛り塩がくずれることがあります。これらの原因を理解することで、盛り塩の黒ずみや崩れを防ぐためには、適切な塩の選択と湿度の管理が重要であることが分かります。
湿気の多い環境では、湿度を適切にコントロールすることや、盛り塩を適切な保存方法で保管することが大切です。また、適度な清掃を行うことで、塵やホコリの付着を抑えることも黒ずみを軽減するポイントです。
